IMP(Impression)は、デジタル広告において、広告が表示された回数を示す指標です。ユーザーが実際に広告を見たかどうかに関わらず、広告が画面上に表示されたことをカウントします。IMPは広告の到達度を測る基本的な指標として、広告効果の測定や広告料金の算定に使用されます。
IMPのポイント
IMPの重要なポイントは以下の通りです。まず、広告の露出量を定量的に把握できるため、キャンペーンの規模を評価する際に有用です。また、CPM(Cost Per Mille、1000インプレッション当たりのコスト)の算出基準となり、広告効率の指標として使用されます。ただし、IMPは広告の表示回数のみを示すため、実際のユーザーの反応や効果を直接反映するものではありません。そのため、クリック率(CTR)やコンバージョン率などの指標と組み合わせて総合的に評価することが重要です。また、ビューアビリティ(広告が実際に見える位置に表示されたか)の観点から、有効IMPの概念も重要視されています。