レイトマジョリティ

レイトマジョリティとは、新製品やサービスの普及過程において、比較的遅れて採用する消費者層を指します。イノベーター理論では、消費者を5つの層に分類し、レイトマジョリティは4番目に位置し、市場全体の約34%を占めます。この層の特徴は、リスク回避志向が強く、周囲の多数派が採用していることを確認してから購入を検討する点です。そのため、製品やサービスが市場で十分に認知され、信頼性が確立された段階で行動に移ります。レイトマジョリティへのアプローチには、製品の信頼性や実績を強調し、価格の妥当性やサポート体制の充実を訴求することが効果的です。